【修正します】 結論がなってませんでした 修正します ではどうぞごゆっくり ABUのネタです もうお腹いっぱいの方もいらっしゃるでしょうが、少しづつ深いところに引きずり込むようにしますのでお楽しみに(爆) そんな冗談はさておき いわゆるオールドとされる1980年以前のもの 革ケースなんか付いてたころですね 今のところ手元で作業したのは2500Cや、5500か5500Cくらいなのであまり多くは語れませんが、気が付いたことを少々 このコロのABUって収納するとき「クラッチを切った状態で」とよく言われました 実際古いABUを手に入れた際も、あんまり行かないショップで「詳しく理由はわかりませんがクラッチ切った状態で保存するのが良いようです」といわれました 革ケースに収納した場合も否応無しにクラッチは押された状態になります ・・・理由はわかりませんが??? いけません 原因が知りたくなります 魚を釣るよりこっちのほうが大切です(?) ABUなんかは丈夫ですけど、最近のリールはさらに丈夫で快適にできています リールがトラぶっちゃあ ルアーは放れません で、分解清掃してグリスアップした後のクラッチプレートです まず78年のもの 今クラッチは戻ってる状態(ハンドルを回すとスプールも回る状態)です ここにPOINTがあります 1.黄色丸の部分 コレはクラッチを切ったとき、その状態を保持する為の引っ張りばねのようです で、クラッチがつながってる状態だと2本とも伸びた状態です 2.緑丸の部分 コレはクラッチボタンを戻す為の引っ張りばねのようです で、隠れて恥ずかしそうにしてるねじりばねはピニオンギヤをスプールに押し付ける役割をしています で、何が重要か?という所です ねじりばねは十分な太さと巻き数を持っていて、縮んだ時の角度も無理がありません クラッチボタンを戻すばねは1本ですが、ストロークは短いです しかしながらクラッチを戻した状態の時、黄色丸の2本は伸びたまんまです でもそんなに長いストロークじゃありませんし、無理もしていません ようは相対的な時間の勘定の問題かも知れません 釣りをしている時はクラッチを切る時間より、つないでる時間のほうが長いです 収納している時はクラッチつなぎっぱなしで黄色丸の2本はずっと伸びっ放しです そうすると、結果的に黄色丸のばねは伸びっ放しということになります よって推測に過ぎませんが、クラッチを切ったときにそれを保持するばねが痛まないように、クラッチを切った状態で保管しなさいよということのようです で、新しい90年ごろのもの 78年モデルで示した緑丸の部分がこのようになっており、右上の引っ張りばねというより機構的にクラッチを切った状態が保持できるようになっています(メインギヤの下ですが・・・) ピニオンを押えていたねじりばねは筒状の圧縮ばねで、サイドカップで押えるようになっています 今はクラッチがつながっている状態ですが、このリールの場合、クラッチを切るとここに見える引っ張りばねが伸び、圧縮ばねが縮み、楽になるのは先割れスプーンみたいなワッシャの下にいる竹の子ばねだけです 竹の子ばねは乾電池を押える部分によく使われてますが、ぺちゃんこになってもばね力を保持できる優れもの 対して一概ではありませんが、引っ張りばねは伸びすぎるとダメ、圧縮ばねは線同士が密着するとダメ等のそれぞれ特徴があります 結局、この構造のものはクラッチを切らないまま保存したほうがばねには良いということになります さすが、いい方向に進化してますね 普段の状態で部品に無理がかかっていません 復刻版の5000C(なべ型)は樹脂が入ってましたが、アレも今思うとクラッチ切らないほうがよさそうです ちなみに78年の物は、あのばねにつながっているプレート2枚と、ねじりバネのハウジング部分はカシメてあるので取れません(ちょっとイラっとします(爆)) 雰囲気ならオールド、実釣使用なら部品の少ない復刻といったとこでしょうか 【以下修正箇所です】 で、結論です 古いアブはクラッチを切って保存したほうがよさそうです 今時のは構造を確認してだいじょぶそうなのは切らずにした方が良いようです だから最近のABUは収納グッズが袋なのかな? 革ケースじゃクラッチ切っちゃいますね ボクの中でだいぶ整いました あ~、すっきりすっきり 仕事しよ~
by avesan
| 2010-10-29 08:49
| reel
|
ファン申請 |
||