自動車で競争してたころ、いかにしてこいつを高めていくかが車を作っていく上でのテーマでした 単純なスピードを求めていくバランス、カーブを曲がる為のバランス、乗り心地を重視した上でのバランスや、他にもコストや重量など、合計という「トータル」という言葉にもいろいろな方向性や捉え方があります で、今回の釣行で気が付いたことです 長いです お時間のあるときにでもどうぞ 以下のボクのインプレは、今回使用したFO60から考えられることです 一概に他の軽量な物を使用した際のものではありませんのであしからず 一応雰囲気的に新しい世代(?)のタックルなのでカルカッタを朝から使いました キャストが決まらないのは慣れてないからで当然です 徐々に慣れてきたころ、カルカッタから5500Cに変えました バックラッシュが止まりませんでした お?こりゃ疲れてるのか?へたくそになったのか?など思い、いろいろ投げ方を変えてみました でも止まりません カルカッタに変えます バックラッシュはしません 2500Cにしてみます まあまあですがリールの大きさとロッド長さ、ルアーに対し小さい感じがします (ボクの中のバランス的にアウトです) 5500Cはおかしくないか? いつもフローターで使ってるカスタムローハイド5020(渡辺釣具さんのです)につけてみます ビシビシ決まります で、ロッド重量はおそらくさほど変わらないと思います 何が違うかというと、ロッドの調子と長さ、グリップ重量と、リールのブレーキ性能です (ほとんど全部じゃねぇ?と思われる方、正解です(爆)) 以下、ちょっと考えます (あくまで私的考察です。使い方に関する物で、商品に対する文句ではありません) --- リールについて --- ロッドの調子と長さは、皆さん周知の通り投げるタイミングが大きく変わります で、それにくっついてるグリップが軽いとなると、リールを100%生かしきれないようです ABUのブレーキはメカニカルと遠心2個 ブレーキシューの当たる直径、ブレーキブロックの個数と重さ、スプールの重量、どれをとってもカルカッタのが効きます そこで考えました グリップ、ロッドが軽い為まず手の動きが速くなり、速く振り抜けてしまいます その軽さの為、先っちょについてるルアーに振られてしまい多分うまく振り切れていないのもあるでしょう(重いものに慣れてるので(苦)) ロッドが長く、調子も胴調子な為、ルアーの初速が速くなりABUのブレーキでは追いつけないのだと思います 投げた瞬間にサミングする間もなくバックラッシュします このとき、ABUのメカニカルを締め付ければとお思いの方、確かにそれでもいいと思うのですが、メカニカルブレーキが利いたABUは、おそらくそのゆったりした回転性能を殺してしまい飛びません 且つコントローラブルな感じが一切なくなってしまい、いいところが全然出せなくなっているような感じがします(コレ、ABUは結構いいので、もったいないと思います) また、貧乏性なボクは、スプールテンションスプリング(スプール軸脇の銅板)があっという間にへっこんでしまう事にちょっと切なさを感じます よってできれば、あんまりメカブレーキは効かせないで使いたいのです (もう一個付け加えると、投げるときにあんまり気を使うのもイヤです) ちなみにコノ5500Cは、ザウルスのフィリプソンに載せるとまったくバックラッシュしません メカブレーキもあまり効かせなくてもです --- グリップ、ロッドの重量について --- グリップの重さですが、大きいルアーをほうる場合、きちんと振り切れないボクにはやっぱりある程度の重量が必要みたいです また、このマグネシウムグリップ、ABUを載せたときの重心の位置が、チャンピオングリップ+ABUの重さの支点とずいぶん違うような気がします フェルールよりというかなんというか・・・ マグネシウムグリップ+5500Cはしっくりきません カルカッタを載せると、持った感じいいところにきてるように思います ここの重心がしっくり来ないと手首が不用意にぶれてしまいます ・・・・で、結局何が言いたいのかといいますと、 「タックルバランスも、考えて選ぶ必要があるというのを再認識した」釣行となりました 新しいものも、組み合わせるものを考えて使えばより快適に釣りができるようです まさかトップウォーターでカルカッタを使うとは思っても見ませんでした しかしながらコノ組み合わせ、意外とカッコいいです カルカッタのあの穴の開いたサイドカップと昔風のロゴがいい感じです どなたか カルカッタに使えそうな、ウッドノブのショートハンドルご存知でないですか? ネットで探しましたが、中々ありません ご存知の方、ぜひご一報ください ワームに使うリール探さなきゃ(苦)
by avesan
| 2010-09-21 22:55
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